「今年の话はとても简単で、あなたに会えてとても気に入った」什么意思

柏原崇 - 今だから话そう、病気が教えてくれた本当の自分

2012年04月22日 今だから话そう

病気が教えてくれた本当の自分

 自分が仕事で呼ばれているときは、幸せに気づけなかった

 病気は、まさにそんな心境になっていた矢先の出来事でした

                           柏原(かしわばら)崇(たかし)(俳优)

 正统派美少年系の甘いマスクに、男らしい低い声――そのアンバランスさが魅力の俳优?柏原崇さんが、紟年、芸能生活10年目を迎える。17歳でデビューし、96年に放映されたテレビドラマ『白线流し』でブレイク以后、映画にドラマに数々の夶役を演じてきた。

しかし、そんな柏原さんに、2003年1月、病気を理由にテレビドラマ『いつもふたりで』を2话で降板するというアクシデントが起きたのは记忆に新しい「颈肩腕症候群」は、ストレスや疲労が原因で、首や肩、腕などに痛みが走る病気。病状の経过やストレスの原因については、柏原さんの休养中、さまざまな忆测が飞び交った

现在、复帰から8ヵ月余り。この1年を振り返りつつ、当時の状况について语ってもらった

 一言で言うと、「やべぇ、ついてねぇ年だな」って思いながらスタートした2003年でした。でも、暮れになって振り返ってみると、自分のためになった、いい年だったと思えましたいろんな人に迷惑をかけたことを考えると一概に言えないんですけど、今まで运のよさだけで、"ぬるい人生"を送ってきた自分には、いい刺激になったのかな、と。

 ただ、病気に関しては、结构、误报が多かったので、きちんとお话しします

 様子がおかしくなったのは、2002年の夏ごろからです。もともと目が悪いこともあって、头痛や肩こりは常にあったんですけど、それが激しい痛みを感じるようになったでも、なんとなく动いていれば治るかなとそのままにしていたら、ドラマ撮影中の12月上旬ごろから左手が痹れてきて、日増しにひどくなってきた。手の感覚がなくなってきて、いつのまにか左手をさする癖がついていましたそれで、病院で薬を出してもらったんですけど、痹れが治まらない。头痛も厄介でした普段薬を饮まない分、吸収もいいけど効かなくなるのも早くて、头の痛さで夜眠れず、昼间の撮影现场で眠くなって、悪循環にはまっていった。

 さらに、暮れにはインフルエンザにかかってしまい、症状が重なってかなりつらい状态でしたそんなさまざまな事情から何度か通院をして、简単な検査はしていました。それが、お正月に山梨の実家に帰ったときに、気が缓んだのか、どっときてしまって……2003年1月3日に実家近くの病院で、CTやMRIの検査をしました。「颈肩腕症候群」と诊断されたのは、そのときです入院は、それから3日后でした。

 降板が决まったのは、その后ですうちの事务所の社长とドラマのプロデューサーさんと母亲の3人で、话し合って决定しました。ドラマのほうは12月20日が年内の撮り纳めで、すでに1话と2话が収录済みでした3话は头(最初)だけ撮り终えてしましたが、1月からの収录には行かれなかったので、结局出演は2话のみ。でも、「降板」って闻いたとき、正直言って、何も考えていなかったそのが耻ずかしいことだとは気づいていたけど、「不本意だ」「悔しい」なんてせりふは全然出てきませんでした。それよりも、入院を许可してくれたプロデューサーさんへの感谢のほうが强かったそして不思议なことに、降板が决まった途端、痹れがみるみるとれてきたんです。饮んでた薬は入院前后とも同じものなのにそんな状态を目の当たりにして、自分でも「あ、なるほどな」と纳得するところがあった。

 実は、撮影期间中、必ず头が痛くなる瞬间がありました无意识に台本のことを考えているときが、そうでした。


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